日本各地、県内各地のまちづくりの事例をみていくと、ある程度軌道にのった活動には、その活動をひっぱっていく、少人数のリーダー的存在の人がいます。ほんの2−3人から始まる例もあります。まずはリーダーがいて、そのリーダーが自ら動くことですこしずつ活動が広がっていきます。
 さらに、そのリーダー的存在を、周囲がサポートしていくことが重要です。どうせ駄目だろう、失敗するに決まっている、といった見方を周りがすると、必ず失敗していくようです。
 また、まちづくりには大成功ということはほんのわずかな例を除いてあまりみられません。失敗してもそれを受け入れ、さらなるステップへ、前向きに取り組んでいくことが必要となります。

まちづくり読本製作の打ち合わせ
まちづくり読本製作の打ち合わせ
(いしかわまちづくりセンター、平成12年12月)
住民主体のまちづくりに向けて、地域のリーダーとして、将来まちづくりを担う人材を養成することが大切です。